浮かれきったSunday 眩しくて死にそうさ
こんにちは。
ぼくです
ふと気付けば 吹く風が
来る季節の冷たさを孕んでいて
何の気もなく ベランダに出てみると
理由もない 哀愁は
かすかに 鼻を掠めた
金木犀の香りで
一層 募るばかりです
きっと今年も 気付いたら秋です
バージョンアップだ バージョンアップだ
遊び人だ 祭りだ Say ホーオ(Hoo)
旬のイカだ 何だと ワッショイ(Wasshoi)
なんて
そんな 喧噪の日々は
いつの間にか 遠く過ぎ去って
祭りの余韻は どこ吹く風やら
既に 頬杖をついた 雰囲気の
このルームでは
毎週の土曜日は
試練の門を消化する会が 開催されています
何が試練なのか?
毎週 毎週 変化のないボス 変化のない経験値
アホ丸出しのハムスターみたいに
同じ作業 繰り返し繰り返し何度も 回転させれば
ぼくにとって 試練の門は
どちらに挑む際に ぶんまわし役に転職するか
あるいは
『やまたのおろち』と『プラチナキング』
どちらのタイミングでサポート旅芸人をリストラして
僧侶を雇うか
その程度の誤差しかないのですが
他人の試練に便乗するとき
プレイ当初から一貫して ぼくが感じている
『他人というプレイヤー』が介在して
『想定していない面白さ』が発生する
オンラインゲームならではの楽しみ(図1)を
存分に味わえるのです
※図1
ぼくの親愛なるプクリポ
先日 ルームにて募集された試練の門で
フォースブレイクを使うたびに
こう……
「フォースブレイク!」
特技の名前を 連呼するんです
誇り高き 勇者のように
真面目に アナウンスしてくれていることは
わかるんですが
ぼくだけですか?
なんだか 最初から最後まで
つぼに入ってしまいまして
本当に笑いが止まらなくて
いや 本人は真面目にやっているようなんです
掲載の許可は 頂いております
でもなんで わざわざ叫ぶの?
『FB入ります!』
とか
『災禍いきまーす☆』
とか
そういうのなら全然わかるんですけど
何か違うんですよ
噴き出そうになるのを我慢しながら
ついにたどり着いた ラスボス プラチナキング戦
奮闘虚しく マデュラの一撃を 食らってしまって
地面に伏してしまった 彼に
ぼくは ザオラルを唱えました
元気に立ち直った 彼のセリフ
「フォースブレイク!」
これで 本当にダメでした
「ありがとうございます!」
その直後に言い直したんです
もうダメです
トドメです
めげないんです
何度 踏まれても 立ち上がる
シロツメクサのように
サングラスの素敵な お嬢さん
また 遊ぼうぜ☆